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2020年7月10日
音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(観客有公演)を策定しました
新型コロナウイルスの感染が日本国内において広がり始めた当初から、音楽ライブ・コンサート(以下、「音楽コンサート」といいます。)は、その規模の大小を問わず、他の業種に先がけて自粛を行って参りました。このような早期の自主的な対応は、感染拡大防止のための一助となったことは明らかであり、アーティスト、スタッフ、その他音楽コンサートに関わるすべての方に改めて敬意を表明いたします。
政府の対処方針において、感染予防対策を講ずることを前提に観客を伴うイベント等の開催、収容率及び人数規制の段階的緩和、またさらには収容率の見直し検討の動きが示されています。ここでいう「音楽コンサート」には、演奏会、ミュージカル、オペラ、バレエなど音楽を主体とした公演全般が含まれますが、そのジャンルを問わず、「大きな声を出す」「観客が密集する」「地域をまたぐ移動が発生しやすい」等の、感染予防・感染拡大防止の観点から注意すべき要素・リスクが存在します。音楽コンサートの開催にあたっては、ご来場のお客さまと公演関係者への意識啓発に努め、これまで業界が早期に自粛を行い継続してきた努力を無駄にしないためにも、感染予防・感染拡大防止のためにできる限り慎重かつ周到な準備と対策にて臨むべきであると考えます。
「音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(観客有公演).pdf」(1702.12KB)