左:Geoff Travis(ジェフ・トラヴィス)
右:Jeannette Lee(ジャネット・リー)


1978年、メイヨ・トンプソンと共にレコードレーベル“rough trade(ラフ・トレード)”を設立。
「レコード制作はするが、アーティスト活動の拘束は一切しない」という独自のポリシーを持ち、ポップ・グループ、キャバレー・ヴォルテール、アズテック・カメラ、ザ・スミスといった先鋭的なアーティストの作品を数多くリリースする。レーベル設立当初はアーティストに対し長期契約を強要せず、あくまで作品ごとの契約というスタンスでアーティストからの信頼も厚く、70年代以降のイギリスにおけるインディ・レーベルシーンを最も象徴していた。
現在でも精力的に、ニュー・アーティストの発掘に力を注いでいる。


http://www.roughtraderecords.com/


 アーティストが時代を記録することを手助けする、という大きな使命感をもって私はラフ・トレードを運営してきました。たえずその時代を象徴する、“今”の音楽をリリースしてきたんです。

 具体的な言葉では表せないけれど、他の誰とも違う、予想もできないものを持ってる人に対してはいつでも興味をそそられます。
 かつてB.B.キングも言っていましたが、大事なのはそこにゾクッとする何かがあるかどうか、それだけなんです。

1dayPASS(各日1日券)と5daysPASSでご入場いただけます。

10月3日(金)17:30〜18:30
会場:SHIBUYA BOXX - 2F会議室

Session 6「ラフトレードの軌跡」
伝説のレーベルを支えたインディペンデント精神

in the city TOKYO 2003では、KEY NOTE SPEECHを務め、WHO'S NEXT LIVEではプロデュースも手掛けるジェフ・トラヴィスがセミナーにも登場。ラフトレード誕生当時のエピソードから見事な復活劇まで、伝説のインディペンデントレーベルが辿った軌跡を伺う。また、イギリスの音楽界の現状や日本のアーティストへの評価など、興味深い話も期待できそう。