(ハギワラケンタ)
昭和31年(1956)、埼玉県生まれ。

同53年(1978)、早稲田大学法学部卒業後、早川書房に入社するが3年後に退社、フリーとして活動を開始する。

同61年(1986)、桑田佳祐インタビュー集『ロックの子』を発表。貧欲なまでの“聴きたがり・知りたがり”に裏打ちされた豊富な音楽知識と、平易で軽快な筆致で『ホットドッグプレス』、『宝島』、『ミュージックマガジン』、などに執筆。また、音楽プロデューサーとして数多くのアルバムを手がける一方、ラジオのDJやTVのパーソナリティとしても活躍している。

著書は他に『ポップス イン ジャパン』、『はっぴいえんど伝説』、『ロックの歴史 ロックンロールの時代』、『萩原健太の ポップス スクラップブック』、監修に『ロック＆ポップススター100』などがある。

『Kenta's Nothing But Pop!』

　ポップ・ミュージックは若い世代だけのものじゃない。キャリアを重ね、経験を積んできたからこその深さ、豊かさ、力強さ、率直さ、そして斬新さ。常に新奇なものばかりを安易に追いかけるジャーナリズムがついつい見落としがちなこうした魅力にスポットを当てたいと願いつつセレクトした4組です。
　若さ、無邪気さではなく、年輪と経験が構築するポップ・ミュージックを多彩な切り口で楽しんでください。