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<J-UNDERGROUND>
〜サイケデリック物理学〜
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ニューミュージックの進化型としてのJ-POP は80年代に最初の黄金時代を迎え、ビッグ・セールスを記録するアルバムも生まれた。その一方で、エレクトロニクス技術の進歩がテクノやニュウェイブと呼ばれた音楽スタイルを生み出し、ポップス・シーンはメジャーな表現からマニアックな試みまでまさに百花繚乱状態。そんななか、ポップスが本来的に持ち合わせている美と毒の相反する二面性を文字通りオリジナルな手際で表現するアーティストたちを集めて紹介したイベントが“サイケデリック物理学”だった。
一見、正反対に思える2つの言葉をつなぎ合わせたタイトルはそのまま美と毒がひとつに収斂していくポップスの不思議を言い当て、ともすれば心地よさにばかり流れていく“黄金時代”のポップスに印象的なカウンター・パンチをくらわした。
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会場: |
渋谷CLUB QUATTRO |
時間: |
開場18:00 開演19:00 |
チケット料金: |
【前売】
4,500円(1ドリンク付き) |
チケット発売日: |
8月28日(土) |
チケット取扱: |
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問合せ: |
クラブクアトロ 03-3477-8750 |
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J-UNDERGROUND とは、ひと言で言えば、J-Standardのカウンター・ミュージックです。
いつの時代にも、人が通った道とは別の角度から頂を目指す登山家がいるように、音楽の世界にもシーンの潮流やリスナーのニーズから一線を画して、自らの感覚だけを拠り所にオリジナルな音楽の表現の本質に迫ろうとするアーティストたちがこれまでに数多く登場しています。そうしたアーティストの意欲的な取り組みが、いわゆるJ-Standardアーティストをも刺激し、日本の音楽シーンに奥行きを与えてきました。J-Standardの豊かさはJ-UNDERGROUND
の豊かさなのだ、と言ってもいいかもしれません。
このクアトロの4日間は、1965年から75年、75年から85年、85年から95年、そして95年から現在という時代区分に沿って、それぞれの時代の先端的な感性をリードしたカウンター・ミュージックの現在を紹介していきます。
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