去年に続き、今回も1会場担当させていただくことになりました。ブッキングの基準は去年と一緒。マネジメント契約のある無し、またキャリアも関係なく、現在ライブ・シーンの最前線にいるアーティスト。最前線といっても、日本のロック界を引っぱっていくんだとか、10万人動員するんだとかいうことではなく、自身の足もとをきちんと見つめて、オリジナルのポジションで輝いているという意味です。テレビや雑誌やラジオでよく見聞きする、人気のありそな出そーなイキの良い(と思われる)アーティストにはあまり“実体”を感じません。それよりも、もったいつけず頻繁にライブハウスに出演し、いつも最高のステージでその場にいる全員の熱を上げてくれる、そんなアーティストを信用しています。
去年出演してもらったTHE PRIVATES、THE COLLECTORS、THE GROOVERS、今年のフラワーカンパニーズ、TOMOVSKYは、正にそんなアーティスト。自分たちでリリース、ライブ・ブッキングを堂々こなしていく活動スタイルは、音楽ジャンルではないですが、ひとつの「J-STANDARD」だと思います。今回は、そんな強靭な2組に、オーノ・キヨフミくん、the CHICKEN mastersに挑んでもらいます。楽曲の素晴らしさもさることながら、ものすごい勢いで進化を遂げつつある彼らのライブは必見です。
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