伊藤銀次(プロデューサー)
■プロデューサープロフィール
1972年大阪で結成したバンド「ごまのはえ」でデビュー。その翌年、アルバムのプロデュースを依頼したことをきっかけに大瀧詠一氏と知り合い、バンド解散後は「シュガーベイブ」(1975)や「ナイアガラトライアングルVol.1」(1976)等の"日本語ロック"を担うセッションに参加。ギターリストとしてだけでなく、ヴォーカリストとしてや、ユニークな歌詞のファンも多い。
1977年初のソロアルバム「DEADLY DRIVE」をリリース。1980年佐野元春と出会い、アルバムのプロデューサーとして、また佐野元春withザ・ハートランドのギターリストとして活動を共にする。(1982年脱退)その経験を元に、数々のアーティストをプロデュースし現在に到るが、その手腕がレコーディングに留まることがないのは、「平成名物TVイカ天」(1989年4月〜翌年3月/TBS)の辛口審査員としてのコメントや、「笑っていいとも!」(1983年〜/CXTV)のオープニングソングを聞いたことのない人はいないはず!という事実からも実証済み。
1994年ソイツァーミュージックの創設メンバーとして参加。
2003年、幻のバンド「ココナツ・バンク」でアーティストとしてシーンに復帰。
■コメント
僕のセレクトの基準は、流行に流されずしっかり曲が書けるアーティスト・グループであること。選んでみたら、女性シンガーソングライターが2組と女性グループが1組という風に、女性勢が大半を占める結果になりました。もちろん3組の男性グループも決してひけをとらない逸材揃いです。音楽が音楽であることで勝負していくという原点に、早く立ちかえってほしいという思いが、彼等の素晴しいパフォーマンスを通して感じとってもらえたら幸いです。
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